第3話 猫

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私は元々ドライバー… つまり、紛いなりにも《プロ》だった訳だ… その私から見て、どぉ甘く見積もっても、行き帰りで2回は免停くらうような運転なのだ… 彼は生れつき《運》がイイようで切符切られた事が異常に少ない。 お蔭様で助手席に同乗してて毎日他のドライバーに恥ずかしい思いをしている。 左側からの追い越し、一時停止無視、歩行者妨害は当たり前… 右折信号のある交差点では右折待ちの対向車が居ても黄色信号や右折信号出てても保々100%停まらず直進‼ ウインカーは曲がると同時‼ 降りて来られて文句言われりゃ涙目全開で吃り出す癖に前の車を煽る… 狭い道では障害物があってもマズ対向車に譲ろうと言う気持ちは皆無‼ たまに譲らされた時なんかは自分側に障害物があっても 『なんだアイツ…図々しい』 とか言う始末… 『お前の方が図々しいんだよ😒💢』 と何度言ったかわからん😒 オマケに雨の日はスピード3割り増し… 『雨の日はハンドルが軽くて運転し易い』 とかハイドロプレーニング現象(水溜まりなどの上を高速で走るとタイヤが水面に浮き、グリップが悪くなり酷い時はハンドル制御が不能になる)の理解が皆無の発言までして来て、普通にまたは慎重に走る他のドライバーを煽り、車間抜けしまくる… …何度、車をぶつけ、人を撥ねたか… …力いっぱい脱線してしまったが、話しを戻そう…
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