第3話 猫

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義弟が毎日車を停める駐車スペースの真ん中になんと、さっき撥ねた猫と大きさや色合いも同じ茶トラが死んでた… 義弟は車ばかり気にしてた性で肝心な撥ねた猫は見て居なかったらしく、猫の死骸を見てもたいしたリアクションも無し… 『前の国道の端っこに置いて置けばそのうち業者が勝手に持って行くでしょ』 とか言ってたが、直ぐに保健所に連絡し、回収業者を紹介され、引き取りに来て貰った。 回収に来た業者さんに聞くと 『ん~…たいした時間経ってねぇなぁ…頭が陥没してるみたいだから前の道で事故にでも合ってここまで逃げて来たのかな…』 業者さんは私に 『あっ‼心配しないで下さいね😓簡単にですが、共同でちゃんと供養して火葬して散骨してますから』 と言い残し猫を連れて行った。 因みにその車… 小さいのだが立て続けに事故を起こし、《験》を担ぐ義父は6ヶ月足らずで新しい車に買い替えた… 義弟は自分の運転の未熟さも認める事は無く、自分は運転が上手いと思うだけでは飽き足らず自分から他人に馬鹿な自慢を繰り返し、社用車として親に買い与えられた新しい車を、車に興味がない人にまで自慢する毎日が続いて居る。 …コイツをブラジル辺りまで性格ごとぶっ飛ばせる方法をご存知の方、是非、お便りお待ちしております。😒✋
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