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………オッサンのにやけた顔が目の前にあり鼻と鼻がぶつかった…
私はなんだか腹立たしさと、持ち前の負けず嫌いから来るガンたれ合戦に、手を合わせたカエルのまま集中した…
遠くから声が聞こえる…
『………さん…』
『……くさん…』
『………すか…』
『お客さん‼大丈夫ですかっ‼』
はっきり声が聞こえた時、そのにやけたオヤジはお湯に掻き消されたように消えていった…
ボコボコボコ🌊
水面から顔を上げると、ハッピを着た若い番頭さんが、心配そうにこちらを見てた…
番頭『…いやぁ~…脱衣所のカゴを片付けに来たら、カエルみたいな格好して水面からケツだけ出してるんだもん…びっくりしましたよ😓』
私『………ずっと見てたん?😒』
番頭『…ええっ…随分長く潜ってましたね…😓』
私『…いや………俺のケツ…😒』
番頭『…はっ…ハイ😓いや…正直お化けかと思ってびくびくしちゃいましたよ😅』
私『…お化けそっちかよ?😒』
番頭『…えっ?😓』
私『…ツカ、俺のケツがおっかねぇってどゆこと?だし…😒』
番頭『…いや💦そっ💦そんなっ💦😓』
私『…しかも…お嫁にいけなひ…(/▽\🌀)ポッ💕』
ケツはおろか裏側(←?)まで披露してしまった私はその恥を曝したまま、そそくさとその旅館を後にした…
もう二度と行くことは無いであろう…
《旅の恥はかき捨て…》
しかし、限度があると見た…😒✨
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