第5話 旅の恥は…

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………オッサンのにやけた顔が目の前にあり鼻と鼻がぶつかった… 私はなんだか腹立たしさと、持ち前の負けず嫌いから来るガンたれ合戦に、手を合わせたカエルのまま集中した… 遠くから声が聞こえる… 『………さん…』 『……くさん…』 『………すか…』 『お客さん‼大丈夫ですかっ‼』 はっきり声が聞こえた時、そのにやけたオヤジはお湯に掻き消されたように消えていった… ボコボコボコ🌊 水面から顔を上げると、ハッピを着た若い番頭さんが、心配そうにこちらを見てた… 番頭『…いやぁ~…脱衣所のカゴを片付けに来たら、カエルみたいな格好して水面からケツだけ出してるんだもん…びっくりしましたよ😓』 私『………ずっと見てたん?😒』 番頭『…ええっ…随分長く潜ってましたね…😓』 私『…いや………俺のケツ…😒』 番頭『…はっ…ハイ😓いや…正直お化けかと思ってびくびくしちゃいましたよ😅』 私『…お化けそっちかよ?😒』 番頭『…えっ?😓』 私『…ツカ、俺のケツがおっかねぇってどゆこと?だし…😒』 番頭『…いや💦そっ💦そんなっ💦😓』 私『…しかも…お嫁にいけなひ…(/▽\🌀)ポッ💕』 ケツはおろか裏側(←?)まで披露してしまった私はその恥を曝したまま、そそくさとその旅館を後にした… もう二度と行くことは無いであろう… 《旅の恥はかき捨て…》 しかし、限度があると見た…😒✨
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