第6話 泥酔名人危機一髪?

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こっちはこっちで、のんびり飲みながら食いながら、時に寝ているKの埃だらけの車全面に放送禁止用語を指で書きながら… そして時にKの車のエアロパーツを全て外し河原に並べたり… そして時にそこらで目に止まる爬虫類や昆虫を全てKの車内に… ちょっとした《虫カゴ》だ… 途中ちょこちょこKの様子を覗うが相変わらず大イビキ… …寝相が悪いのか足から徐々に川に浸かり始めて居る… 私達の悪乗りは勢いを増して、Kの車の後部座席に河原の石を半分くらい詰めた辺りか… 振り返るとKは川に腰まで浸かりイビキをかいてる… (…ん~…流石にマズイか…?) 我々はまだ不完全燃焼のまま仕方なくKを起こすと 『なんじゃこりぁあぁ〰っ‼』 水に半分浸かってる事に驚きの怒声を上げている。 (…ツカ、足首辺りで気付けだし…😒) そして空かさず河原に綺麗に整頓された自分のエアロパーツに 『なんじゃこりぁあぁ〰っ‼』 そして自分の車の落書きを見て 『なんじゃこりぁあぁ〰っ‼』 車に駆け寄り後部座席にどっさり詰まった石を見て 『なんじゃこりぁあぁ〰っ‼』 石を降ろしながらワンサカ出てくる生き物達に 『何故なんだぁあぁ〰っ‼』 (おっ?やっと違う事言ったな…😒) 石を全部降ろし、昆虫採集の獲物達を解放し、エアロパーツを取り付けて半ば過ぎに K『うぉおぉ〰っ‼‼‼ヒデぇ〰っ‼手伝えぇ〰っ‼😠💢』 皆で笑いながら手伝いに腰を上げ手を貸し始まった時、私は気付いた… 汗だくになってパーツ取り付けに励むKの足首にクッキリ、パッキリ、ガッツリ、モッサリ、ドッサリ、モッコリ…(😒👂✋もうイイって?) そう…紫色に手の跡が付いていた…
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