第60話 夢

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翌日、出勤前に両親から母の実家の電話番号を聞き、数十年ぶりに電話を掛けると知らぬ女性が出た… 国際電話かと思う程にハード&ディープな方言が聞き取れず、どぉも話しが通じない… 『あぁ~…あぁ~…わっわたしぃ~はぁ~…ときょのぉ~…ヒデキ言いまぁ~す…おけぇ~?』 段々日本語が片言なフランシスコ・ザビエルばりの怪しさを醸し出して来た自分に危険を感じ 『東京のヒデキだけどコウイチ居る⁉』 咄嗟に怒鳴ったのが功を奏し受話器の向こうで 『づさまぁ~❗づさまぁ~‼なんだが変なん人がら電話さ来たっちゃげっちょもぉ~‼』 …《変なん人》は置いといて…ハタマタ、人の悪口言う時は受話器押さえた方が俺は気分イイんじゃね😒?と言う気持ちも置いといて…取り敢えず話しは通じた模様だ… やっとの事、20人の従兄弟連合最長老コウイチと再会を果たした。 私『つか、今出たスーパーサイヤ人ぽいの誰よ?』 コウイチ『あぁ~❗あれ、ずん(じゅん)の嫁っこだぁ~‼😃』 私『なにぃ~⁉あの、夜な夜なボットン便所に落ちて啜り泣いてたジュンの嫁だあ⁉トイレットペーパー丸ごとで尻拭いてたジュンの嫁だあ⁉』 コウイチ『んだんだ😃つかしつけぇってばよ😒んでチビさ出来て、おらげさ(俺は)ずさまさ(爺さんに)なっつまったっちゃぁ😃』 などなど…世間話の弾む中、例の夢と訳を話し… (↑実は再会話しで盛り上がり、本題を忘れて一度電話を切っている著者😒) 墓の様子見を約束し電話を切った。
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