1200人が本棚に入れています
本棚に追加
ターミナルの外に出ると、奇跡的なタイミングでタクシーが通り掛かり、迷わず右手を挙げ、どぉでもイイ事だが…ついでに左手で腋の下を隠してみた。
見事、タクシーをキャッチ‼
…と、しつこく書くのは、このターミナル、やっちゃ場…まぁ市場街の中央付近にあり、夜ともなると人どころか車すら滅多に走って居ない。
酒、寝不足、疲労に襲われ、電車はまだ有るには有るが、駅までの徒歩が億劫だった所に奇跡の1台…
地球とか征服できちゃうくらいの運を勝手に感じてました😌
タクシーに乗り込むと、行き先を告げ、
『タバコいいですか?』
と運転手さんに声を掛け、許可を貰うと窓を開け一服…
半分微睡んで居ると某、大型墓地を突っ切る道に入り、不運にも墓地中央付近の歩行者信号に引っかかったんです…
歩行者信号…
つまり、誰かがボタンを押さねば変わる事がない信号…
タクシーは暗闇の真ん中でポツネ~ン…
辺りには誰も見当たらない…
無人の暗がりが静かに広がり、信号の赤色の光りだけが小さく周囲を照らす…
…不気味なシチュエーションですねぇ~😆
そこに、事態の不自然さを感じたのか、気の小さそうな運転手さんが、
運転手『この道って気味悪いですよねぇ…😞』
私『…だねぇ~😅…つか、なんでこっち通ったん?遠回りじゃん?😒』
運転手『…えっ?😓いやっ😓さっきお連れさんが…😓』
私『あぁねぇ~…😅…つか…コイツ知らねえし…つか《人》じゃねぇし~?😒あははぁ~😃』
運転手『…えっ?😓…ん?😒…いやいや…😅…えっ?😱』
私『…飲み込めたかぃ?😒』
この会話の最後に運転手さんは『はいっ』っつったっきり、脱出職人かと思う程の尋常じゃないスピードで車から脱出し、
『うわぁあぁあぁぁぁ~~~🏃』
ととんでもない瞬足で見えなくなってしまった…
最初のコメントを投稿しよう!