第62話 たかが幽霊…大波乱!

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『……………😒』 私は無賃乗車と思われるのもシャクなんで、取り敢えずもう1本タバコに火を点け、黙って隣に座る細かい花柄のブラウスを着た小柄な女性… その長い髪を束ねるシルバーで出来た《バレッタ》って言うんですか?何か髪止めるヤツ… アレをボ~っと眺めてました…😏 この人、実は私がタクシーに乗り込ん時、私がどっこらしょ~って車の左後ろの席に座って顔を上げた瞬間、運転席と助手席の繋がったベンチシートの背もたれと私の間をフワ~っと横切ったんですね…〓 物理的に有り得ない隙間を通った訳です… あっ…なんか来たなぁ~…とは思ったんですがほっといたんですね…
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