第64話 呪い

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『私ん家…呪われてるんだよね…』 そんな言葉に多感な少年Hideさんは耳がダンボの様になっていた… ちょっと名前が思い出せないので仮に《A》さんとしときましょう… 彼女、私が中学1年の時にウチの中学に転校して来た2年生でしてね… 丁度、体育祭前で3年生と2年生の各応援団長にムリクリ引っ張られて1年生の応援団長に祭り上げられたのですが、その集まりに2年生女子団長とかで彼女も参加してました… 転校して来たばかりの団長って半分イジメが入ってる気もしてたんですが、十数年後に、私を引きずり込んだ小学生ん時から仲が良かった2年の応援団長()先輩に《A》さんは一目惚れしてたらしい事実を知る事になりました。 まぁその集まりの片隅での会話でその言葉を耳にしたんです。
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