第67話 幼き瞳に映るモノ…

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そんな感覚を抱く様になって来て、来店する事、数回… なんか爺さん、痩せて来てるんですよね… つか、変に窶(やつ)れて来てるんですよ… 私『なんだよ…爺さん我が儘ばっか言ってんから病気んでもなんたんか?』 そう声を掛けると、爺さん元気無さ気に『ヘヘヘ…😅』といつもの無駄に食い付きイイ威勢も無く、笑って返して来る… と、婆さんが 婆『散々好き勝手して、好き嫌い押し通して来たから糖尿病になっちゃったのよ』 と… そして、更に悪化し、人工透析…まぁ自分の身体で血液を濾過できなくなって週に2~3回、病院の機械で血液を濾過して貰うって所まで行ってたんですよね… そんな状況で数年が過ぎ、例の《死》と言う感覚がドンドン強まって来た… その頃には、うちの店に来て飲み食いしても、帰りの車で戻しちまうって話しを聞く様になったんですね… まぁ、昔からアホみたいに矢鱈に量を食う爺さんだったんで私も 『もぉ若くねぇんだから、好きだからってバカバカ食うからそぉなんだろが😒💥』 なんて話ししたんですよ😅
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