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-次の日の朝-
「おはよ。」
「あ。朱里君おはよ。」
「昨日あのまま練習したのか?」
「ちょっとだけやってすぐ終わったよ。」
「そっか。そうだ昨日の曲の歌詞書いてくれよ。
とりあえず今日中に覚えて歌えるようにしとくから。」
「ぼくもそう思って歌詞持ってきたよ。はい。」
「サンキュー。じゃあ覚えとくは。」
「…お前らぁ。何の話してんだ?」
ビクっ!
「なんだ先生かよ。」
「脅かさないでくださいよ。」
「あっはっは。悪い悪い!
で何の話だ?」
「俺たちバンド組む事にしたからその打ち合わせ的なもの。」
「ほ~。短い時間で仲良くなったもんだな。
で青柳は昨日言ってたからベースとして、守翼は?」
「ボーカル。」
「ほ~。じゃあギターは?」
「二年の城湖さんですよ。」
「先輩捕まえたのか!?」
「いぇ。先輩は僕と同じ中学で中学の時から一緒にやっているんです。」
「そ~かぁ。じゃあドラムも先輩にいるのか?」
「……。ドラムは募集中なんですよ。
誰かいい人知らないっすか?」
「…俺やってもいいぞ?」
「はぁ!?先生が!?」
「できるんですか?」
「おぅ!俺は去年まで大学でバンドくんでてな!ドラムやってたんだ!」
「そうなんすか。じゃあ今日放課後とか大丈夫っすか?」
「おぅ!どこに集まるんだ?」
「青柳の家がスタジオやってるんでそこで。」
「わかった。」
「つかセンセ。HR始まりますよ?」
「そうだった!お前ら急ぐぞ!」
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