第一章

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-20xx年 日本 - 今日は日本のとある高校の入学式だ。 その学校の名前は封神高校。 そこに1人の青年が入学する。 この日からこの物語の歯車が回りだした。 「…くぁ~。ねみぃ。入学式ダルかったなぁ。」 「おぉい。着席しろ!HR始めるぞぉ!」 (なんだぁ?このまま帰れるんじゃねぇのかよ…。) 「まずは1人1人の自己紹介をする。 名簿順でいくぞ。まず一番は青柳からだな。」 少し間があいたが一番の青柳が立ち上がった。 (メガネをかけいかにも勉強できますって感じのマジメそうな奴だな。) 「青柳 聡(あおやぎ さとし)です。 趣味は読書と…あまりうまくはありませんがベースを弾いたりしてます。 よろしく。」 (意外な趣味だな。コイツは結構おもしろそうな奴かもな。) 「次、今里。」 クラスの自己紹介はどんどんと進んでいく。 (やべ、少し寝てた…。 次オレじゃん! 何にも考えてねぇよ…。) 「次、守翼。」 (きたかぁ…。) 「…守翼 朱里です。」 -ザワザワ- 周りが軽くざわめいた。 (なんだ?) ざわめきが少し朱里の耳にも届いた。<男?女?> <綺麗。これで男って詐欺じゃない?> (そういうことね。)
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