やさしい雨、ひとりの夜

御手紙

こんにちは、明希です。

只今自宅にてファンレを読み返したり、お返事を返したりしています。

その中に１つ、興味深いお手紙があったので読ませていただきます。

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明希さんへ。

僕はいつも貴方のことを見ています。

凄く近くで見ています。

ライブでベースを弾く際に飛び散る貴方の汗、熱い吐息までも、僕は側で体感しています。

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明「…ねぇ、これさぁ」

マ「ん？」

俺の胡座(あぐら)の間に我が物顔で居座るマオくんに聞いてみた。

明「マオくんだよね？」

マ「そー♪」

明「…気持ち悪い…」

マ「あぁん？」

やばぁ…逆鱗に触れた…かも。