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【楽屋】
マ「……はぁ」
レコーディングまであと2時間…。
ドキドキしてきた。
メジャーデビュー
第一作目。
やっと、この日がきたような気がした。
明「マオくん。」
マ「…っ…明希」
明希は喪服時代からの正式メンバーで、言葉は少ないけれどいつも俺やメンバーを支えてくれた。(ドMだけど)
マ「明希、…ありがとね」
明「…うん。」
明希は、愛用のベースの手入れをしながら返事をした。
少しはにかんだ明希の顔を見れるのは、俺だけの特権。
そんな時、楽屋のドアが開いた。
《ガチャッ》
し「マオ、明希、そろそろ準備しろよ?」
マ「あ、しーくん。ゆうやも」
ゆ「うわぁ、明希。顔真っ赤だよ?」
明「…ゆや煩い」
し「ゆうや。空気読めよ」
ゆ「え?俺、邪魔?」
マ「うう「邪魔。」ん」
ゆ「うわ~明希恐ーい」
明「…」
し「ぷ…っ」
明「何笑ってんだよ…っ」
マ「みんな!」
明ゆし「ん…?」
マ「そろそろ行くよ!」
「「「おー!」」」
END
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