モノクロのキス

2/3
前へ
/81ページ
次へ
【楽屋】 マ「……はぁ」 レコーディングまであと2時間…。 ドキドキしてきた。 メジャーデビュー 第一作目。 やっと、この日がきたような気がした。 明「マオくん。」 マ「…っ…明希」 明希は喪服時代からの正式メンバーで、言葉は少ないけれどいつも俺やメンバーを支えてくれた。(ドMだけど) マ「明希、…ありがとね」 明「…うん。」 明希は、愛用のベースの手入れをしながら返事をした。 少しはにかんだ明希の顔を見れるのは、俺だけの特権。 そんな時、楽屋のドアが開いた。 《ガチャッ》 し「マオ、明希、そろそろ準備しろよ?」 マ「あ、しーくん。ゆうやも」 ゆ「うわぁ、明希。顔真っ赤だよ?」 明「…ゆや煩い」 し「ゆうや。空気読めよ」 ゆ「え?俺、邪魔?」 マ「うう「邪魔。」ん」 ゆ「うわ~明希恐ーい」 明「…」 し「ぷ…っ」 明「何笑ってんだよ…っ」 マ「みんな!」 明ゆし「ん…?」 マ「そろそろ行くよ!」 「「「おー!」」」 END
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

84人が本棚に入れています
本棚に追加