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「自分はこの生活に入って、かれこれ5年ぐらいっスが…なんだか年々美味くなっていってる気がするっス!」
「…そうですか。」
今のイトノコ刑事の言葉を聞いて成歩堂は一つおもいだした事があった
どこかで聞いたのかは忘れたのだが、人は歳をとるにつれて、味への感受性が高まるらしい…
(やっぱり、歳をとったんだなぁ。)
「…どうしたっスか?いきなり…」
成歩堂の顔が曇ったのを感じたのだろうけれどその理由までは分からないイトノコ刑事であった。
その後、事務所に帰った成歩堂は、娘に、普段以上におじさん扱いになり、あまり歳にこだわらなくなった…
2:貧民達、おわり
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