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「…真宵ちゃんらしいな。」
笑いながら、言う。
(そういえばレポート用紙送られてたな…)
成歩堂は本棚の横に出来ている紙の塔を頭を掻きながら見た。
(あれを書けってのか…)
そう思いながら次の便せんの差出人を確認する。
そこには「綾里 春美(はるみ)」と書いていた。
「春美ちゃんか…珍しいな。」
春美は真宵の従妹で今となっては唯一の家族である。
これまでは、真宵から(レポート用紙同封の)手紙を何度か受け取っていたが、春美からはあまり送られていなかった。
成歩堂は便せんの封を解いた。
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