『お前が憎い…』

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そうも している間に 店にいるはずの 父親が 何故が 家に帰ってきました。 なんだか イヤな予感がしました。 玄関の 引き戸を 勢いよくあけ 下の部屋に居た 姉や 妹に 何か 大きな声で 怒鳴っています…。 よく聞くと 私の事でした…。 また おかしくなってる…。 私また どつかれるんだと 思っていたら… 父親が勢いよく 階段を 上がってきて 私の部屋の 扉をおもいきり あけました…………。 私は 知らん顔して 携帯を 充電しながら 触っていたら いきなり 父親は 充電器を 引きちぎるように 引っ張り そこら中に 響き渡るような 声で 怒鳴りました。 興奮のあまり 何を言っているのか 私には 理解でしません。 父は カーテンを レールが 曲がる程引っ張り 引きちぎってしまい 怒鳴りつづけます。 私は無視 し続けました。 すると 父はそれにまた 腹を立て 私の 髪の毛を 後ろから 掴み 私の頭を 土壁が抜けるんじゃないかと いうくらい なんども叩きつけました。 フラフラになって 立てない私を 敷布団で 押さえつけ 馬乗りになって 敷布団ごしに わたしの 首をしめました。 その時ドタバタ二階でやってるのを聞きつけた姉が 流し台に居た祖母に 大きな声で 怒鳴るのが 聞こえました。 『今 二階で暴れとんの あんたの 息子やろ! わかっとって なんで とめたらんの ?証が 死んでしまう!』 わたしは 必死で 逃げようとしていました。 すると 祖母が階段のしたから 『お父さんも あんたが 憎くて やってるんやないんやで ゆるしたってやぁ』 と言ったんです。 父は即答で 『憎くくて やっとんじゃ』 と 言い思いきり 首を締めてきました。 わたしは 悲しみと 怒りと 訳の分からない気持ちになり 『イヤァーー!!』と叫び父を 振り切り 仏壇の ある部屋に 逃げました。 耳を鬱ぎ 何度も 『怖い……怖い……怖い……』と呟き 小刻みな 震えがとまりませんでした。 一瞬で頭がどうにかなってしまいました。 父は 真っ先に 私を 追い 階段を 降りてきました。 祖母は 『もう あんた やめとき!』 父が 『だまっとらんかぃ 』 と祖母を跳ね飛ばし わたしを探します。 それを見た 姉が 父を睨みつけました……。
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