身心が病む…

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身心が病む…

いつもと変わらぬ 朝。 高校生になった私は 携帯を片手に ○助してくれる人を 無心で 探します。 条件が会えば 直ぐに会う約束をし 出来るだけ 相手側に 日時を合わせて 学校も 休む事もありました。 といっても 毎日毎日そんな事が続くわけもありません…。 せいぜい かせいで 周に 十万ほど。 中には 印刷物の金を茶封筒に入れ 騙した人もいました。 悔しいとゆう気持ちや 悲しいとゆう気持ちはありませんでした また次やればいい…としか。 その 金を バイト代として 父親に 渡していました。 姉は大学に 通っていましたが 金がかかり 父親から 毎月1万ずつでも 大学に いかせてやっている 金を返せと 口癖のようにいわれていたので その分もと言い 父親に渡しました。 口はききませんが 少し 父も落ち着きだしたのかなと 思っていました。 『よかった』 こんな事で 家族が 平和になるなら これからも 続けて行こ! 何か つっかえて いたものが とれ 段々と 心の曇りが晴れていくような 妙な気持ちでした。 それから父の怒鳴り声が 少なくなった気がしました。 母のすすり泣く 声もあまり聞かなくなったような気がしました。 でも ただの嵐の前触れに過ぎなかったのです…。 噴火寸前の 火山のように ゴウゴウと音をたて その時は もうすぐそこまで きていました…。
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