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目覚めたのは翌朝のことだった
こんなに寝るつもりなかったのに…
なんて思いながら今度は寝起きで重い身体と
昨日痛めた腰にむちをうちながら
支度を済ませ部屋を後にした
朝のホテル街は夜とは違い物凄く静かだ
まるで僕一人しかいないみたい
そんな静かなホテル街を抜け家へと足を進める
いつもの帰り道
家の近くの公園の前を通ろうとしたとき
不意に聞こえた誰かの歌声
裕「誰だろ…」
優しいその歌声に引き寄せられるように
僕は公園へと足を進めた
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