序章

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俺は今、裸足だ。   おまけに黒い袋を被せられて視界が無い。   目が見えずとも、雪が体に当たるのが分かる。   なんでこんな事になっているかは自分が良く理解できている。   「‥‥‥move」   後ろから冷たい声で冷たい棒のような物を突き付けられた。   恐らくライフルの銃口だろう。   抵抗しても先は読めるので、仕方なく歩き出す事にした。
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