序章

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二歩進むと何かにぶつかった。   それは階段らしい。   後ろから登れと言われた。   一歩、二歩、三歩と上っていく。   その途中で後ろで喋ってた奴の顔を想像してみた。   黒のデブとか? いや、逆に白で鷲鼻の巨人とかか? そういうのを考えていたら笑えてきた。   そんなくだらない事を考えてる内に登り付いたようだ。   13階段とは聞いた事があるが…本当に13有るとはな。   ギシギシと音をたてながらさっきのデブ(想像だ)が登って来た。
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