入学式

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―――― ――――――― キキィッ・・・!! 誓が運転席を降り私の座るリムジンの後部のドアを開けた。 誓「お嬢様。こちらが妃皇学園でございます。」 私は誓から差し出された手を握り車を出る。 風「大きいわね・・・少し楽しみですわね♪」 誓「行ってらっしゃいませ・・お気を付けて。」 私は誓の手を離し校門ならぬ城門を抜け学園ならぬお城へと足を踏み入れた。 風「・・・・(女共も育ちが平和すぎて顔まで情けないなぁ♪)」 人を馬鹿にするな!!! βУ作者 そんなことを考えつつまた学園に足を進める。 ――― ―――――― ―――――――― しまった。迷った・・ 仕方がない妃皇学園のデータをハッキングさせてもらおう。 私はノートパソコンを取りだしハッキングを始めた。 ―――― ―――――― ―――――――― 出来た。 今は3階の・・・生徒会室前か・・。 私が行かなければならないのは・・・生徒会室・・・ ・・・・は?ここ? 風「これが?てっきり理事長室だと・・・」 ?「違いますよ。ちゃんと生徒会室ですから」 後ろを振り返るといつの間にかメガネ男がいた。 私が他人の気配を感じとれないだなんて・・・ しかしその動揺を隠しニコヤカに話した。 ――――ニコヤカに。お嬢口調で、 風「あら、申し訳ございません。この学園は広くて・・・迷ってしまいました」 ?「そうですか・・・僕は生徒会書記の3年 龍崎 我李 と申します。・・・・・失礼ですがお名前をお伺いしても?」 風「あぁ、・・・申し遅れました。私、冬沢 風牙と申します。以後お見知り置きを」 私はペコリとお辞儀した 我李は目を見開いて驚いた。 我「はぁ・・貴方がNo.2の令嬢ですか。」 我李はそう言いつつ綺麗な扉を開いた。 風「綺麗ですのね・・・」(まぁ、アタシん家のが豪華だがな。) ↑庶民じゃなかったんかい!! 我「嵐・・生徒会にお客様ですよ。」 嵐・・・・まさか、な。 風「嵐様とは生徒会長様ですか??」 ?「そうだけど?」 はっ――――!! ・・・まただ、また・・気配が感じれなかった。 こいつら何かおかしい・・・ 嵐「ようこそ。青龍華♪―――いや、冬沢 風牙。」 つっ・・・――――!! 風「人違いですよ。私ではありませんわ!」 ヤバイ・・・バレたら父様が、会社が・・・
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