時間

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「家?」 「あの大木のことだ」 それを聞いてジルは少し首を傾げた そして表情がピクっと動いた 「あ~あれね。あれは俺がぶっ壊しちゃった。ゴメンね。てかお前ら何で木に住んでんの?」 「………拘束せよ」 「へ?」 デレクはギンド・ノアでジルを拘束した 「何で?」 ジルは全く分からないという表情をしていた 「お前俺たちの家を壊した罰としてまともな家を作れ。それまでお前を監禁する」 「え?ちょっ」 デレクはジルを引きずって大木の所に向かった 「はぁ……これから帰ったらギルドマスターになれたかもしれないのに……」 ジルは空を見上げて言った
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