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「つーことで俺が兄貴だ」
「お前ら義兄弟なのか?」
「ああ」
「そっか……じゃあ行こう“転移”」
三人はその場から姿を消した
~現在~
「まぁ所々飛ばした部分があるがだいたいはこんなとこだ。今、事件を起こしてるのはもう一人の俺なんだ」
「……彼を殺すとデレクさんも死ぬ」
「ああ、このことは内密にしてくれ。あいつは俺の双子の兄貴ということにしといてくれ」
「わかりました」
「じゃあ行こう。ここにはもう用はない」
二人は屋敷から出てギルドの前に転移した
「デレクさんは他の貴族の場所は知らないんですか?」
「ああ、後は天帝が知ってたんだ」
「そうですか……」
「じゃあな」
二人はそこで二手に別れた
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