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（えっと井上井上・・・）
「よっ竜二」
「ん？おぉ春彦！」
「お前もこの学校だったか、ちなみにＢな。連絡ぐらい入れろよ。」
「いや、勉強大変だったからさ」
「うちの中学校から結構入ってるみたいだぞ」
「ん？・・・あ本当」
だ、が出なかった。
あいつの名前が俺のクラスの名簿に書いてあったからだ。
「・・・小池」
あいつが居るなんて、どんだけ気まずいんだ。
「つか、あいつ専門学校に行くんじゃ」
「あいつ・・・あぁ小池か。お前と同じ学校に行きたいとか行ってたな」
「・・・マジかよ」
米を落としそうになり、慌てて持ち直す。
「さて、ＨＲが始まる。教室いくぞ」
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