雨が降ったから

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今思えば、何故振ったかさなんて思い出せない。 あいつと付き合って、そのうちに好きになってたかもしれないのに。 ちょっと、いや結構後悔してる。 今では膝より下にあった髪をばっさり切って腰の上あたりだ。 しかもポニテじゃなくてツインテになってる。 しかし・・・ これからどう過ごせば・・・。 「竜二、お疲れ」 「マジ疲れた・・・なんて言うか」 「小池の事だろ?大丈夫、あいつはそんなにやわな奴じゃない、一回振られた程度じゃ簡単には諦めないぞ」 「・・・そっかぁ、ならい え!?」 「あいつは諦めないからな何が何でも、諦めても待ってるような奴だ」 それってもはや 「噂をすれば・・・」 「ん?」 春彦が顎で脇に泊まっているミラー指す
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