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「起きなさいッ！」
急に布団を引きはがされた俺は床に転がり落ちた。
あまりの出来事が突然過ぎた。
「えっと」
「もう君３時間寝てるわよ！？」
「はいっ！？」
時計を見るとすでに12時ちょっと前―３時間どころの騒ぎではない。
「そんなに具合が悪そうには見えないけど、あんまり泣くから寝かせてあげたんだけど―――彼女にでもフラれたの？」
「違いますよ」
「なら、女の人の名前を呼びながらうなされるのは何故？」
「知りませんよ・・・？女の人の名前？」
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