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中学校の頃、帰宅部所属。
成績は中の上。
しかし青春は、0。
親に少しでも楽な生活をさせてやろうと、たくさん勉強して、学費が安く、めっちゃ頭がいい高校を受験したら、あっさり受かった。
しかし受かったはいいが、受かった中で1番下だった為、勉強は大変だ。
俺はいつも思う。
「誰か、かわいい娘いねーかなぁー」
台所で口癖を、言う。
「え、私?」
日曜日なので、家にいる母親が自分を指差す。
確かにかわいいが、母親と恋愛は危ない。
「冗談はいいから、そこに座ってろよ、さや」
「はーい、竜のいけずぅ」
俺はいつからか、小夜子をさやと呼ぶようになっていた。
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