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「竜、行ってきま~す」
「気をつけてな!あ!カギ!カギ忘れてる!」
「あっ、ありがと~」
小夜子はガンガンと階段を降りていく。
俺は頭に三角巾を巻き、部屋の掃除を開始する。
「よし、今日こそ倒してやるからな・・・カビめ!」
ゴム手袋をし、風呂場に向かう。
「・・・ふう」
数分後、購入した直後のような風呂になった。
「ふっ、洗剤の匂いがするぜ・・・だぁぁぁぁっっ!!」
時計に目をやって、慌てて着替える。
「スーパーのタイムセールが始まっちまう!」
半袖半ズボンのまま、財布を握りカギを閉めてからスーパーまで走った。
「・・・ふぅ、買えた買えた・・・今日は大漁だ」
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