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次の日、なにやら外が騒がしかった。それに無理矢理起こされたアリス。 「何…?うるさいな。本当騒がしい。迷惑。朝っぱらから人の迷惑考えれ馬鹿。」 寝起きの悪いアリス。ぐちぐち悪口を言いながら、玄関を開けようとした。そのときだ。 バァン!! 開けかけたドアを、母が思い切り手で押さえた。 「いけないわ、アリス。」 「…何故」 「2階から見てきなさい。それと、家中の窓、ドアは厳重に鍵をしたから。決して開けてはいけません。」 母の目は充血していた。
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