ギルベルト編・第一話

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エリザベータ: 『…何しに来たのよ。』   滅茶苦茶嫌そうだ。   ギルベルト: 『それは俺様の台詞だ!!』   ローデリヒ: 『エリザ、大丈夫ですよ。 私が案内を頼んだだけです。 ギルベルト、怪我をさせてすみませんでした。』   ギルベルト: 『あ、ああ…。 ほら俺様何もしてねえからな!』   エリザベータ: 『…それは…、…悪かったわね。』   意外と素直。   ローデリヒ: 『…さて、帰りましょうか。』   エリザベータ: 『はい、ローデリヒさん!』   結局取り残される。不憫。   ギルベルト: 『…なんか…見せつけられてる気しかしねえぜ…。』     と、其処に。   バッシュ: 『…リヒテン、今日は何が食べたいのだ?』   リヒテン: 『…お兄様、チーズフォンデュが食べたいです。 …あら?』   ローデリヒ: 『…ああ、どうも。』   エリザベータ: 『…あ、バッシュさんもリヒテンちゃんもこんにちは。』   リヒテン: 『どうも、ごきげんよう。』   バッシュ: 『…何故貴様が此処にいるのだ…!』   ローデリヒ: 『貴方こそ。自分の家にいらっしゃらないなんて珍しいですね。 私は迷子になっただけですが何か?』   バッシュ: 『我輩は買い物に来ただけだ!』   エリザベータ: 『…あ、リヒテンちゃんとバッシュさんも夕飯ご馳走しますから私の家にいらっしゃいますか?』   リヒテン: 『私は良いと思います。 兄様…。』   バッシュ 『…うっ…。 ローデリヒもついてくるのだろう?』   思い出されるのは前のギスギスした食事。   ギルベルト: 『…俺様ついていけねえぜ…。』   エリザベータ: 『あら…まだ居たの? さっさと帰ればいいのに。』   ギルベルト: 『というかお前らがさっさと自分の家に帰れ!!』   確かに。
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