ギルベルト編・第一話

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エリザベータ: 『…ローデリヒさん! ローデリヒさーん!… …居ないなあ…何処へいっちゃったのかしら…。』   噂をすれば近くにエリザベータが。 エリザベータ: 『…ん、ちょっと公園から声がする…。 …って、あ、ローデリヒさんこんな所に…って…誰かと話してる?』   腐女子モード、オン。   エリザベータ: 『銀髪…? 何かやなやつ思い出しちゃったけど…きっと別人よね! …ローデリヒさんと早く帰りたいけど…フラグ立ったら萌えるからこのまま見守っておきたい…!』   本人です。 そして貴女によって彼の死亡フラグが立ちそうです。   エリザベータ: 『…あれ…、紅、眼? んん…?気のせいだと思ったけど…。 あああああああ!!!!』   だから言わんこっちゃない。   ギルベルト: 『…だから俺はアイツが来ないうちに帰るぜ。』   ローデリヒ: 『…そうですか…。』   エリザベータ: 『私のときめきを…っ…。』   ギルベルト: 『じゃあな!』   エリザベータ: 『返せえええええ!!!!』   ローデリヒ: 『…あ…、そこ危ないですよ。』   ギルベルト: 『…あ? ってうわああああああ!!!』    時すでに遅し。 フライパンフラグからは逃れられない。 お決まりのパターン。   エリザベータ: 『大丈夫ですか、ローデリヒさん!』   ローデリヒ: 『…はい。…私は。』   足下には無惨にも倒れたギルベルトとダイイングメッセージ。   ギルベルト: 『…先に言えよ…。 この腐れ坊ちゃんめ…。』   ご愁傷様。   ギルベルト: 『…って勝手に殺すなあああああ!!!!!』
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