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もう‥‥誰もいないよね?
そろそろ泣いてもいいよね?
「うっ、うわーん!」
「ねぇ。」
?!?!?!
気持ち良く泣き出した所で帰ったはずの先輩の声がした気がした。
「こっちこっち。」
声のするほうを見ると寝そべってこっちを見ている男の子が一人。
一瞬でも先輩だと期待した自分が恥ずかしい。
「‥‥なっ何でしょうか。」
「そのチョコ捨てるの?」
指を差したのは私のポケット。
‥‥いつから見ていたんだろう。
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