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どす黒いオーラを引き連れて戻った私を待っていたのは好奇心旺盛なこの2人。
「七ちゃん、大丈夫なにも聞かないわ。」
「でもチョコ持ってないってことは渡すとこまでは成功したの?」
「七ちゃん大丈夫、中身を見た途端にフラれたんだ、なんて思っていないわ。」
「ゆかり、それ思ってるのと同じだから。」
わーわー喚く二人をよそに机に突っ伏す私。
きっと振られたほうが何倍もマシだった。
ちゃんと好きだと伝えたかった。
なのに、始めの妹発言。
あの爆弾投下で私の心はズタズタだ。
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