揺れる心

37/57
前へ
/132ページ
次へ
里菜「由里菜っ、おはよ!」 由里菜「おはよ、里菜」 里菜「麻奈ちゃんからメール来た?」 由里菜「来た来た。大変そうだねー、バスケ部も。」 里菜「本格的だよねー、文化祭の出し物のために朝練までするなんて。」 由里菜「私たちも負けずに愛の言葉でも囁きあいましょうかっ」 里菜「その言い方だと変に思われるよっ」 麻奈ちゃんはダンスの朝練があって、文化祭が終わる日まで一緒に行けなくなったらしい。 里菜「あ…」 夏樹「あ。」 里菜「…っ、おはよう!宮野さんっ。椿先輩もおはようございます!」 椿「…おはよう、里菜。由里菜ちゃんもおはよう」 由里菜「おはようございます、先輩。」 夏樹「……………。」 里菜「宮野さん?」 夏樹「菅野さん…やっと私にも挨拶してくれたね。私は嬉しすぎて泣きそうだよ」 里菜「あはは…」 夏樹「そういえば笹谷さんは?」 里菜「あぁ、麻奈ちゃんは文化祭の出し物の練習で…」 夏樹「朝練かー、やるねぇ。お姫様も頑張らなきゃ」 里菜「宮野さん…?絶対からかってるでしょっ!」 夏樹「あはは、バレた?」 里菜「もうっ!」 普通にできてよかった。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!

390人が本棚に入れています
本棚に追加