揺れる心

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学校について教室に向かう。 由里菜「ねぇ、里菜。」 里菜「なぁに?」 由里菜「私と付き合わない?」 里菜「……ふぇ?」 由里菜「前に私のこと振った理由、椿先輩がいるからだったでしょ?…もう居ないんだから付き合お?」 里菜「ゆ、ゆ、ゆ、由里菜っ?!なななななな、何言ってるの、朝っぱらからっ」 由里菜「それとも里菜は由里菜のことヤだ…?嫌い?」 里菜「そ…そんなことっ、ないけど…」 由里菜「別に付き合ったからって何もしないよ?今すぐ由里菜のこと好きになれってわけでもない。…里菜がどうしてもヤだったらちゃんと別れる。お試し期間みたいな感じでもいい。だから…お願い」 そんな上目遣いで言われたら… 里菜「わ…わかった」 由里菜「ほんとっ?!」 里菜「…えっ!わ、私いま返事した?!」 由里菜「うんっ!ありがとう里菜♪大好き~っ!」
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