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クラスが決まり各自、自分のクラスへの移動が始まった。
「えーっと・・・俺がこのクラスの担任の、溝端だ。終わり。」
いかにもヤル気がなさそうな教師だ。
「えーっと・・・説明するのがかったるいから、紙渡すから見てくれ。」
と言い、プリントを配り始める溝端。
プリントを一通り読み、
「それじゃあ、アレだ。全員自己紹介しろ。」
「青峰魁。ヨロシク。」
「俺の名は!村田明久!ヨロシクゥ!」
「終われ。お前の人生終われ。」
「私の名は!城ヶ崎歩!ヨロシク!」
「うわ、明久とかぶってるしあいつ。」
「わたしは・・・高杉・・・高杉南。」
一通りの挨拶が終わり、最後の1人となった。
「・・・・僕は・・・・・和田マナト。」
いかにも暗そうな少年風だった。
「なぁ・・・明久。お前あいつ知ってる?」
「いや・・・?見たことの無い奴だ。」
全員の自己紹介が終わり、
「よーし、今日はもう面倒くさいから解散!!」
「教師が面倒くさい言うな!」
突っ込んだのは明久だ。
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