クラス「1-1」

2/5
前へ
/10ページ
次へ
クラスが決まり各自、自分のクラスへの移動が始まった。 「えーっと・・・俺がこのクラスの担任の、溝端だ。終わり。」 いかにもヤル気がなさそうな教師だ。 「えーっと・・・説明するのがかったるいから、紙渡すから見てくれ。」 と言い、プリントを配り始める溝端。 プリントを一通り読み、 「それじゃあ、アレだ。全員自己紹介しろ。」 「青峰魁。ヨロシク。」 「俺の名は!村田明久!ヨロシクゥ!」 「終われ。お前の人生終われ。」 「私の名は!城ヶ崎歩!ヨロシク!」 「うわ、明久とかぶってるしあいつ。」 「わたしは・・・高杉・・・高杉南。」 一通りの挨拶が終わり、最後の1人となった。 「・・・・僕は・・・・・和田マナト。」 いかにも暗そうな少年風だった。 「なぁ・・・明久。お前あいつ知ってる?」 「いや・・・?見たことの無い奴だ。」 全員の自己紹介が終わり、 「よーし、今日はもう面倒くさいから解散!!」 「教師が面倒くさい言うな!」 突っ込んだのは明久だ。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加