クラス「1-1」

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高校生活一日目・・・ 「~♪~~♪」 どこからか、鼻歌が聞こえた。 魁はそれに気付いたが、誰がしたかは、聞き取れなかった。 「はぁ~あ・・・眠い。」 気だるそうにあくびをする魁。 「おいおい・・・早すぎるぞ魁・・・朝だぞ!お前帰って何してる!?」 「てめーに教える筋合いはない。」 間髪いれずそう答える。 「・・・・・おい明久。お前、なんか面白い部活知らね?」 「面白い部活ぅ?」 明久は眉を潜め、 「いんや、あんまないな。」 「あそ。」 そっけない返事を返し、 魁は、寝る体勢に入った。 「もっしもーし!魁くーん!」 誰かの声が聞こえた。 しかし、明久ではない。 それは、確信している。 女の声だ。 「あんた・・・起きてるんでしょ?」 魁は、知らんぷりをした。 「お・き・ろ!」 そう声が聞こえたとたん、 肩に鋭い痛みが走った。 「痛っ!!」 魁は思わず飛び起きた。 「・・・何のようだよ。城ヶ崎!?」
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