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女は長々付き合っていた人がいた
女が苦しいとき、楽しいときにともに過ごした人がいた
その思いはなかなか無くなるものではなく、むしろ男に惹かれていけばいくほど男の愛に溺れれば溺れるほどその思いは強くなってしまった
男は知っていた
男はその思いを打ち明けられたとき落ち込みもしたがさらに女に対する思いは強くなってしまった
女は苦しんでいた。しだいに笑うことが少なくなった
笑うことが億劫になってしまった
そんな女を見ていた男は悩んだ
男にとってその笑顔は生き甲斐だった
すべてだった
そのすべてが無くなりかけていることに悩んだ
そんなとき男は思った
勝っている自分を見てる女は笑顔だと
その時男は誓った
どんなことがあっても女の笑顔がみたいから、勝ち続けると
その時男の腹は決まった
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