天祢捺希と天祢冬子。

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(なんとか見えないかな…っ) オレは窓から外を覗いた。 鍵は無く、開閉のできないタイプの窓だったから開かないけど、それでも背伸びして外を見る。 (見えてるの…家の入口のドアだよな…その前にいる奴は男?顔が見えな…あっ冬子さん出てきた、会話してる…) オレは精一杯限界まで背伸びをして2人を覗き見る。 てゆーか、足が限界突破だ!! (あ、帰っていった…もう無理!!) ドサッ!! オレはその場で尻餅をついてしまった。 「捺希ただいま❤」 そして、冬子さんが笑顔で戻ってきた。
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