天祢捺希と天祢冬子。

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「だ…誰だったの?」 「隣の家の爺だよ、好意だかなんだか知らないけど、よく野菜を分けに近所を回ってるの………今度こそ2人きりだね❤」 再びオレに近づいてくる冬子さんを見て、オレはとっさに― 「オレもう帰らなきゃっ!!」 ドアに向かって駆け出した。 でも、 ガッ!! 「え」 冬子さんがオレの腕をとった。 ドサッ!! 「うわっ!!」 そのままオレをうつ伏せに押し倒し、右腕を背中に限界まで伸ばされた。 「痛い痛いギブギブ―――!!」
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