.月に祈る

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多分眠ってる螢火ちゃんを 起こしてしまわないようにと そーっと襖を開けて 部屋に入った 「あ、おかえりなさい」 『ごめん、起こしちゃった!!?』 「いえ、お気になさらず」 私も制服を脱いで 寝間着に着替えてから 螢火ちゃんの布団と並べて 敷いておいた布団に入る 『螢火ちゃんも馬、疲れた?』 「ええ。僕は一応忍だったので  あまり乗る機会が  無かったので慣れなくて…」 ちょっと恥ずかしそうに はにかむ螢火ちゃん 『慣れないと大変なんだねー』 「ふふっ、そうですね。  それに僕のような女子の  後ろでなく格好の良い  殿方の後ろならば  疲れないのでしょうが…」 『もー!!何言ってんのっ!!!?』 「ふふふっ!!!  だって白馬に乗った  殿方なんて、  素敵だと思いません?」 『あははっ!!!』 そういえばこっちに来て 私と歳が近い子に会ったのは 螢火ちゃんが初めてだ… なんか嬉しいなぁ .
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