プロローグ

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たくさんの辛いことや 間違いを犯してできた この傷は大きいけれど この傷がなかったら 私はあなたの存在の大きさに 気付くことができなかった。 困難な壁ばかりで 諦めたくなるときだって あなたと手を繋いでいれば 乗り越えられた。 …あなたとだから 乗り越えられたんだ。 今の私はあなたが創った。 あなたがいなきゃ 私は笑えない。泣けない。 怒ることさえできない。 だけど私は馬鹿だから また間違いを犯すかもしれない。 そのときは優しく笑って? そして「おまえの場所はここだよ」 そう言って強く抱きしめて?
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