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そして修学旅行が終わりあっというまに卒業。
頭がよかった彼女は進学校へ進み俺は誰でも入れる工業高校へ。
高校に入ってからはメールや電話で話す程度で3年間が過ぎていった。
俺の当時の彼女は幼なじみの彼女の同級生だった。
その彼女を紹介してくれたのも幼なじみの彼女だった。
高校に入って彼女が居なかった俺を可哀想に思って紹介してくれたそうだ。
高校時代も野球部だった俺は2年の春からチームのエースになり大会に彼女はいつも俺の彼女と応援に来てくれた。
彼女はいたけどどんどん好きになっていた。
でも彼女はもう俺の物にはならない。
彼女は高校時代から付き合っていた2つ年上の彼氏と今も付き合っている。
来年には結婚も考えているそうだ。
早く好きだと伝えなかった俺のせいだ。
彼女は最近になって話してくれた。
中学時代ずっと俺のことが好きだったと。
でも俺は後悔はしていない。
彼女が幸せになるなら俺はそれでいい。
彼女の幸せが俺の幸せだ。
今になってみればいい思い出だ。
俺も彼女に負けないぐらいの幸せを掴もう。
そして何より俺と彼女は今でも大親友だ。
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