僕とあの子のホウホケキョ

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辺り一面に白い煙が立ちこめた。そして僕は「おじいちゃん」になった。予想通りの展開だった。一気に50歳は老けたという感じだ。「あっあわわわっ、あのうおっおじいちゃん…いえ、よしおさん。プレゼント当選おめでとうございます」プレゼント当選の喜び以上に、なるべくしておじいちゃんになってしまった僕。本当に、玉手箱を開ける必要があったのだろうか。「よっよしおさん!!」彼女が僕を呼んだ。
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