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何を思ったのか景は数歩後退り、
コンクリートブロックに刺してある、本来なら道の目印に使われるであろう
3mは超えるポールを
抜き、構えた。
剣道のような体の中心で構える
ような構えではなく、
自分の右脇下に引き、腰をやや落とす。そんな構えである。
?「・・・やる気?なら、此処はマズいわね・・・?」
景「何をする気だ・・・」
くぱぁ
また空間が割れた。
ただ、自分の足下に。
景「うわあぁぁぁ!?」
抗えるはずもなく、そのまま
割れ目へ吸い込まれていった。
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