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橙「えっと・・・
せめて道具を使えば何とか・・・
なるんでしょうかね?
弓とか銃とか。」
景「そんな物騒な物今まで
触ったことないな」
橙「・・・」
景「・・・まぁ、そこら辺の物で
俺が扱えるのは・・・なんだろ」
クパァ
紫「何でも使えると思うわよ?」
上半身をスキマからだし、
いきなり出現する。
景「うおぁ!?吃驚した!?」
橙「何でも・・・って、どういう事
ですか?紫様」
紫「どういう事もそのままの
意味よ
景、これに見覚えがある?」
スキマから取り寄せたそれは
普通の槍、長さは
景と同じ身長程だ。
景「いや、無いですけど」
紫「ほら元に戻しなさい」
景に槍を投げ渡しそう言う。
景「・・・?何を言ってるんです?」
紫「良いから。」
景「良いからってどうすりゃ・・・
え?」
一瞬白い光を発した後、槍は
妙な棒に変化した。
橙「えっ!?」
紫「もう一度訊くわ
これに見覚えがある?」
景「見覚えもなんもこれ・・・
ここに来る前に紫さんに向けてた
ポールじゃないですか・・・
何故?」
一呼吸おいた後、
紫「それが貴方の能力よ」
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