事件。

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目覚ましの音がする。 「・・・」 いつもと同じ六時。 パジャマから制服に着替え、 一階、リビングへ降りていく。 「おはようございます。」 父「おはよう。」 いつも通り新聞を読みながら 答える。 その間、新聞から 目を離すことはない。 母「おはよう。」 どうやら食事の支度に 余念がないようだ。 それもいつも通り。 因みに、俺の両親は共働きで、 夜は遅い事もある。 まぁ何時ものこと。 気にはしない。 「行ってきます。」 父「行ってきます。」 母「行ってきます。」 三人揃って家を出るのにも 違和感はない。 ああ、今日も学校だな・・・
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