先生、早退します!

4/8
前へ
/60ページ
次へ
高杉はそう叫んだ後壁にめり込むような重い拳をぶちこんできた。ヤバイなこれ。晋ちゃん本気で俺を殺しにかかってるよ。 「何でェ!?何でそんなに過剰に反応してんの晋ちゃん!大丈夫だよ優しくするからぁッ!」 「そういう問題じゃねぇ!!!!!ッふざけんなっ…!」 高杉の表情をうかがってみると。 びっくりするくらい顔が真っ赤になっていた。 ―あ、この表情。今までにもあったなぁ。 手繋ぐときもちゅーしたときも。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

269人が本棚に入れています
本棚に追加