(´<_` )は気付くようです

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( <_ ;)「…い……くな……よ!兄……!!」 ( <_ ;)「……行く…なぁっ!!」 (´<_`;)「………っ!!」 思わず飛び起きる。若干息が上がっている。汗もかいていた。気持ち悪い。 (´<_`;)「…夢……か?」 最低な夢だった。 兄の旅立ちを、泣きながら見送る俺。何でか、死ぬほど寂しくて、死ぬほど苦しくて、死ぬほど辛かった。 あぁ、ダメだ。朝から憂鬱すぎる。今日は嫌な一日になりそうだ。 (´<_` )「……とりあえずシャワー浴びるか」 昨日は風呂にも入らず寝てしまったし。汗をかいたのもあるが、如何せん気分が悪いからな、すっきりしたいんだ。 階段を下りる。脱衣所に向かう。間取り的に、リビングの隣を通らなければならない俺の家。嫌でも声が聞こえてくるわけだ。 「はい兄者、朝ごはんよ」 「ありがとう母さん。今日どこに行く?」 「……本当にお母さん達と出掛けていいの?」 「当たり前だろ。泣いても笑っても今日が最後なんだ、親孝行するよ」 「でもあなた、弟者に会いに来たんでしょう…」 「……はは。やっぱり俺は、ダメな兄だなぁ」 その会話を、全て聞き終わらないうちに脱衣所に入った。クソ居心地の悪いこの家をさっさと出たい。 それから30分もしないうちに俺はシャワーや着替えを済まし、家の外に出ていた。 、
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