175人が本棚に入れています
本棚に追加
一瞬で、店内が水を打ったように静まり返った。気が付けば店にいるのは、俺とマスターだけだったようだ。
(´・ω・`)「………君が?」
(´<_` )「俺が殺したようなもんだ……俺が兄貴に言ったんだ………」
『死んじまえこのクソ野郎が!!!!!!!』
(´・ω・`)「……………」
(´<_` )「俺が……俺があんなこと言ったからだ…きっと……!!」
何かが頬を伝う感覚を覚える。この感覚は、何だったか。遠い遠い昔に、あったような気がするこの感覚は。
(;<_; )「おっ……れが、あんなこ…言った……うっ…あ」
嗚咽がまじり、うまく言葉を発することができない。いつの間にかマスターはカップを磨くのをやめ、ただ俺の話を聞いていた。
(;<_; )「俺っ……なん…かっ、いなければ……!よかっ……たの…にっ!!」
後から後から、涙が溢れて止まらない。頭での理解が追いつかない。だって違う。思ってもいないことが口をついて出る。
(´・ω・`)「君がいなかったら、お兄さんは死ななかったと?」
(;<_; )「だっ…て……俺がっ…!兄…貴……を…っ傷付け……」
奴を傷付けたことなんて、全く気にしたことがなかった。どうでもいい。どうでもいいはずなのに。この涙はなんなんだ?
(´・ω・`)「自分を責めたらいけないよ」
、
最初のコメントを投稿しよう!